現在のクルマは様々な国の部品で構成され、意外な国で組み立てられており、本当の意味での国産車は実はかなりマイノリティーになりつつあります。

これからの新型車は、国産車と輸入車の違いが薄れつつあり、年々難しくなっていくエンジンコンピューター制御のチューニングが必要になっていきます。

このエンジンコンピューター制御に関しても、国産車に輸入車の技術が流入しており、今まで国産スポーティーカーを中心にチューニングしてきたフェニックスパワーですが、

これらの経験と技術をフィードバックして、スポーティーカーの本場、ユーロカーのチューニングに挑戦します。

現在当社では、各車エンジンコンピューターチューニングを行う方式として純正エンジンコンピュータ(ECU)のデータ入替をメインに行っています。

純正エECUデータ入替は、データ量が膨大で全ての制御を完璧に行いつつパワーアップさせることは困難を極めます。

しかし、逆に言えばデータの完全攻略が果たせれば、思い通りのデータが作製出来るようになり、様々な仕様のお車にも現車セッティングで対応できるようになります。

フェニックスパワーでは、デモカー(BMW M2コンペテション)を導入してじっくりデータを作製していきます。 



TOYOTA GRスープラType-RZのCPUも、上記BMWと同じBOSCH製で同様のマイコンを使用しています。

スープラのエンジンは、N55エンジンの進化版N58Bが搭載されており、将来発売が予想される、GRMNスープラ限定車には、S55エンジンの進化版、S58Bが搭載されると思います。

フェニックスパワーでは、BOSCH製CPUをBMWで先駆けして、スープラにもフィードバックして行く予定です。